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二項動態のDX

経産省・吉田泰己氏と語る、サービスデザイン思考とアーキテクチャ思考──行政DXの感性と理性の二項動態

ゲスト:経済産業省 商務情報政策局 情報プロジェクト室長/デジタル庁 企画官 吉田 泰己氏

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DX推進に必要な「感性」と「理性」の二項動態

市谷聡啓
株式会社レッドジャーニー 代表/株式会社リコー DXエグゼクティブ 市谷 聡啓氏

市谷:民間企業でDX推進プロジェクトに経営企画などのビジネスサイドから関わる人もいますが、視点はサービスをどう提供するかにフォーカスしていて、システム側を把握していないことが多い。でも、ビジネスサイドの人こそ「アーキテクチャ思考」を意識した方がいいということですよね。

吉田:はい。僕自身も元々は文系の人間ですし、この分野に関わりはじめたのも2017年に今の取り組みに着手してからのことです。最初は本当にITのことを何も知らない状態でした。しかし、概念レベルで各システムの用語が何を意味していて、どのような機能を説明しているのかがわかれば、論理的に何をすべきかをエンジニアの方とコミュニケーションできると思います。

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鈴木 陸夫(スズキ アツオ)

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