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シグマクシス、東急と「nexus 構想」実現に向けた基本協定書を締結

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 シグマクシス・ホールディングス(シグマクシスHD)は、2022 年1 月、東急と、多摩田園都市エリアにおける、生活者起点の新たなまちづくりに向けた取組み(「nexus 構想」)の推進に関する基本協定書を締結した。シグマクシスHDの子会社であるシグマクシスとシグマクシス・インベストメントによるチームを組成し、東急と共同で「nexus 構想」の実現に向けた活動を推進するという。

 デジタルテクノロジーの進化や環境保全への意識の高まりといった時代の変化、そして世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の経験により、生活者が都市やまちに求める価値が多様化。新しいまちの実現に向けて、生活者起点でのまちづくりを推進するのが「nexus 構想」だという。本構想では、東急沿線郊外の多摩田園都市をnexus 構想エリアと位置づけ、住む・学ぶ・働く・遊ぶといった生活が自然や農と融合する、「歩きたくなるまち」への進化を目指し、シグマクシスHDと東急でその座組みづくりと具体的な施策を以下のように進めるとしている。

nexus 構想に共感し参画する、企業および行政の招へい

 本構想に共感し参画する行政や多様な企業(「バディ」と呼称)を継続的に招へい。東急、シグマクシス・グループ、バディの連携により、生活者起点でのサステナブルな地域ネットワークを構築するという。

対象地域での実証実験および事業化

 nexus 構想エリア内の複数にわたる対象地域において、本構想の実証実験および事業化を行う。各対象地域の特徴を生かして、「農と食」「資源循環」「エネルギー」「駅遠エリアのMaaS」といったサステナブルテーマを設定し、各テーマに沿った機能や環境の実装を目指して複数のバディが連携。2022 年4 月から始まる第一期では、「農と食」をテーマに活動を開始し、駅遠マルシェによる地産地消、地域循環による環境負荷の削減、学校や地域と連携した農の体験や食育の活性する仕組みなどを実装するとしている。

nexus チャレンジパークの開業

 2022 年4 月、川崎市・横浜市の市境近辺にある虹ヶ丘団地・すすき野団地エリアに「nexus チャレンジパーク」を開業。緑豊かな当エリアにある約8,000 ㎡の敷地内に、コミュニティ農園、マルシェ等の多目的利用が可能な空間を作り、地域住民が日常的に自由に活用できる場として運営。住民に加え、地域の農家や学校、そして企業や行政などのバディが集まって繋がり、生活者起点での魅力的なまちの仕掛けづくりにチャレンジするという。

 シグマクシス・グループは本構想において、最適なプレイヤーを集め連携を推進する「アグリゲーター」としての役割を担う。具体的には、本構想の深化と改善、バディの招へい、バディ間の連携促進によるコンソーシアムの形成、本構想の理解促進に向けた勉強会の開催、実証実験および事業化の計画・実行支援、広報活動に取り組むとしている。バディによる実証実験および事業化においては、必要に応じてコンサルティングサービスの提供や投資による支援も行うという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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