新規事業が既存事業の価値基準をアップデートする
――2つの事例は共に、大きなインパクトをもたらすものですね。しかし、共創というのは難しさもあると思います。共創パートナーからソフトバンクに期待されることは何でしょうか。
中野:ソフトバンクはモバイル事業のコンシューマーとのユーザー接点が何千万もあり、法人営業は日本中の企業との接点があります。グループ企業も含めると、ヤフーの会員基盤、LINEのユーザー接点もあって、リアルもデジタルも、BtoB、BtoCの接点があります。そのような顧客接点への期待が多いと思います。