イノベーションで顧客の長期的な成長を実現する
──今後、日本で展開を予定しているサービスについて教えてください。
中藤:現在、オランダ本社では顔認証システムを開発中です。既にあるチケット発券・販売システムや電子署名サービス、+メッセージなどと組み合わせることで、日本のニーズに合わせたサービスを展開していきたいと思っています。日本ではチケットの転売問題に頭を悩ませる企業様が多いので、購買者と利用者の同一性を確認する仕組みを作り、転売を阻止するサービスを日本で展開したいと考えています。
Joep Beusenberg氏:日本の顧客の声に耳を傾け、既に我々が持つソリューションの中で対応できるものを探し、日本に適応できるように本社開発チームに伝えていくのが私の仕事だと思っています。弊社には既にチケット発券サービスもあります。チケットの販売から転売防止策、チケット管理まで、全部一元管理できるようなシステムが作ることができると考えています。
──グローバルでは今後、どのような展望をお考えでしょうか。
Hodny:我々は、クライアント企業がより良く、スムーズに、低コストでユーザーに良質な体験を提供できるようサポートすることによって、クライアント企業の長期的な成長を実現したいと思っています。
クライアント企業によくおっしゃっていただくのは、我々のサービスを利用すると、将来のサービス展開が想像しやすくなるということです。こんなサービスがあるのか、自社で利用したら何ができるだろうと、常に良いサービスを考えることになるというお声をいただきます。将来的に自社がどんなサービスを作れるかの予測が立つことは、クライアント企業にとっては自信につながることだと自負しております。我々はそのために、社会に生きる生活者がより安全にスムーズに暮らせるかを考え、様々なイノベーションを続けていくつもりです。
──今後の新サービス登場が楽しみになります。本日はどうもありがとうございました。