三井化学は、計算科学、データサイエンス、ハイパフォーマンスコンピューティングを融合したデジタルサイエンスによる研究開発DXを加速させるため、同社の袖ヶ浦センター内に研究新棟「デジタルサイエンスラボ」を開設すると発表した。
施設の概要は以下のとおり。
所在地
- 千葉県袖ケ浦市「三井化学 袖ヶ浦センター」内
目的
- 研究開発部門および生産・技術部門のデジタルサイエンスの専門家、エキスパート人材を集結させ、同社研究者と交流することでシナジーを発揮させ研究開発DXを加速させる
- 社外の人も利用できるプロジェクトルームを設置し、最先端デジタルコミュニケーションツールを導入することで、遠隔地とのリモートによるシームレスな共創を実現し、オープンイノベーションを促進する
施設の特徴
- デジタルサイエンスの基盤として、総演算性能(倍精度理論最高値)PetaFLOPS級マルチアーキテクチャのハイパフォーマンスコンピューティング環境を構築する
- 太陽光発電設備、Low-E複層ガラス、高効率空調、BEMS(Building and Energy Management System)他を導入し、環境に配慮したサスティナブルな次世代型研究施設とする
- 施設アイデンティティを表現するロゴを作成(商標登録中)
投資額
- 約50億円
スケジュール
- 2023年6月着工
- 2024年10月完工
- 2024年10月供用開始