デロイト トーマツ グループ(以下、デロイト トーマツ)と西南学院大学は、データサイエンスに関する高度人材育成を通じた地域社会への貢献を行うことを目的に、データサイエンス教育に関する連携協定を締結した。
同連携では、「九州DX推進コンソーシアム」のメンバーであるデロイト トーマツが、データアナリティクスの知見を活かして、同コンソーシアムのメンバーである九州を拠点とする西南学院大学のデータサイエンス実践講座の支援を行う。また、講座を通して育成されたデータサイエンティストの活躍を通して、デジタルを活用した地域社会の課題解決に貢献することを目指すという。
具体的には、西南学院大学が2023年度以降の入学生を対象に、共通科目として「データリテラシー」「データサイエンス基礎(データ分析)」「データサイエンス基礎(AI活用)」の3科目を新設。また、2024年度から、現実社会への応用力や課題解決力のある学生を育てることを目的とした「データサイエンス実践」科目の開設を計画しており、デロイト トーマツと産学協同で実施する予定だとしている。
加えて、西南学院大学の学校運営や学生向けサービスに役立てるために、デロイト トーマツが持つ大学教育のデジタル化に関する情報を提供するという。