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Zero to IPO 

消去法でのIPOではなく、積極的なM&Aなどの出口戦略へ──上場前後の継続的支援と成長産業の創出とは

『Zero to IPO』出版記念対談 Vol. 2【大櫃直人×朝倉祐介】後編

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スタートアップの「M&Aによる売却」が将来の起業家を増加させる

大櫃:M&Aが増えることは、起業の分母を増やすことになり、ひいては参入者の増加に繋がります。

 まず、身近に成功例が多くあれば、参入しやすくなります。たとえば東大の松尾研からは上場企業の社長が多く出たことで、いまやそうした空気が研究室内に生まれていると伺いました。しかも、IPOを実現した先輩の数は一握りでも、M&Aで売却した人は数多くいるはずです。

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雨宮 進(アメミヤ ススム)

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