阪急阪神不動産、阪急阪神ビルマネジメント、Intelligence Designは、カメラ映像から通行人の数や性別などの属性を解析できるAI解析用エッジボックス「IDEA counter」を活用し、大阪梅田の商業施設「ハービス PLAZA ENT（以下、ハービス ENT）」において、人流解析の実証実験を開始する。

　同実証実験では、ハービス ENT地下2階にAIカメラを設置し、映像をIDEA counterに連携。店舗前の通行者数および店舗への入店者数、その性別や年齢などの属性、複数カメラ間での同一人物検知による買い回り行動データの取得・解析を行う。

　なお、カメラ端末にて取得した画像データは解析後に削除され、統計化されたデータ（人数、属性など）のみが残るため、個人を特定する情報は残らないという。

　実証実験の概要は以下のとおり。

• 実施内容：AIカメラを用いた人流解析
• 実施期間：2023年2月1日～4月30日
• 実施場所：ハービス ENT地下2階フロア（大阪府大阪市北区梅田2丁目2-22）
• 目的：ハービス ENTを利用している顧客の属性（性別・年齢）および店舗間の買い回りを解析し、最適な施設運営を行うこと