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第二創業~両利きの経営の先へ

日本企業の「両利きの経営」の現在地──加藤雅則氏に聞く、構造的分離から部分的統合という組織能力の獲得

株式会社アクションデザイン 代表取締役 /IESE(イエセ)客員教授 加藤雅則氏:前編

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「両利きの経営の実践地図」における7ステップ

両利きの経営の実践地図

 最初にお話した「このまま一本調子でいけるのだろうか」というような健全な危機意識が、ステップ0になるでしょう。その上で最初にやるべきなのは、「自分たちの原点や自社の存在意義を再定義するということ」です。そして2つ目の大事なステップが「将来のありたい姿(ビジョン)を描くということ」です。

 そのビジョンをどの領域で実現するのか、何をコア事業にしてどこに向かうのかという「事業ポートフォリオの組み替え」が3つ目になります。では、そうした戦略を実行するための組織をどうするのかが4つ目のステップで、両利き的に言えば、ここで「コア事業と探索事業の構造的分離」を行います。このとき、探索事業を出島にするのではなく、同じ屋根の下で分離するというのが、(『両利きの経営』の著者である)タッシュマン教授とオライリー教授の提言の非常に大事なポイントです。

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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