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ストックマーク、「Anews」にて個人の興味関心領域にパーソナライズされた論文の自動配信を開始

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 ストックマークは、自然言語処理技術を活用した組織的情報収集サービス「Anews」にて、AIによる個人の関心に合わせた論文の自動配信を開始した。

 国内外約35,000サイトの情報から、AIが組織や業務に合わせて必要な情報を届けるAnews。製造業の研究者・技術者にとって必要な論文情報の配信を、2022年12月から開始している。今回の新機能によって、Anewsに配信されるニュースや論文へのアクション(閲覧・保存など)に合わせて、個人の興味関心領域にパーソナライズされた論文が、500以上の学術雑誌から自動的に配信されるようになったという。

 これにより、論文の見逃しや、論文を探す手間と時間が減少し、「先行研究開発や世界の最先端技術等を踏まえたより付加価値の高い研究開発の推進」「既にエビデンスのある研究成果を活用した実験コストの圧縮」といった研究開発の生産性向上につながるとしている。

 論文の自動配信機能には、主に以下3つのユースケースがあるという。

1. 自分で検索していた時には気付かなかった手法に出会える

 業務に役立つ論文と出会うためには、複数の学会誌サイトをまたいで閲覧したり、ほしい論文を得るために必要なキーワードをチューニングしながら発見する必要がある。その結果、時間の制約や検索するキーワードの不足から、本来取得したかった情報の取りこぼしが発生していたという。同機能によってその手間が軽減され、またAIのクローリングにより自分で検索していた時には出会えなかった論文に出会うことが可能。

2. 多忙な業務の合間に情報をキャッチアップできる

 多忙な業務の中で、日常的に論文を収集する時間を作ることは、研究者・技術者の悩みの1つになっている。同機能では、Anews内でのアクションによって業務に関連する論文が自動的に推薦されるため、業務の合間に新しい手法をキャッチアップできると述べている。

3. 日々のニュース閲覧の延長線上で開発に関連する論文に出会える

 論文は調べ方や読み解き方に特徴があり、普段論文を読み慣れていない人にとっては戸惑うことも多いという。同機能では、個人が論文そのものを探しに行く必要はなく、ニュースの閲覧を通してAIが個人のために論文を厳選・推薦するため、日々の行動の延長線上で論文を見るきっかけを提供。普段、論文に触れる機会が少ない人も気軽に読み始められるとしている。

 なお、論文の情報を配信する場合にはオプション契約が必要だが、2023年2月末までにトライアルに申し込んだ場合、1ヵ月間は無償で利用できるという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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