SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

事業創造に挑む成熟企業の両利き実践論

経営者・実践者・既存部署との間に立つ「支援者」が抱える事業創造の葛藤を“3つの越境”で乗り越える

第3回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

支援者の“合理性”は新規事業では通用しない

 ここまで3つの対峙シーンにおける悩みを話してきました。浮かび上がってくるのは、各者に対してどこか引け目を感じる姿です。これらはどこからくるのでしょうか。それは、彼/彼女らがこれまで人と対峙し巻き込む際に拠り所としてきた“合理性”という武器を使うことができないからではないでしょうか。

 新規事業は、既存事業と比べるとリスクがあり、投資額も大きく、成功確率も低いものです。組織における合理性を追求するのであれば、新規事業はやらない方がよいという判断にさえなってしまいます。メンバー・既存部署・経営陣との板挟みに悩む支援者が抱える真の葛藤は、わかりやすい合理性では他者を動かせない新規事業の世界で、合理に軸足を置いてしか人に影響力を与えることができないと考える支援者の思い込みにあります。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
事業創造に挑む成熟企業の両利き実践論連載記事一覧
この記事の著者

菊池 龍之(キクチ タツユキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

横山 佳菜⼦(ヨコヤマ カナコ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング