デジタル時代の企業の競争優位性は組織と人から生まれる
——この8年間で組織全体が変わってきたという手応えはありますか。
皆さん、PDCAはよくご存知ですよね。通常は「Plan-Do-Check-Action」ですが、他にもPDCAはいくつかあって、1つは「Plan-Delay-Cancel-Apologize」です。つまり、計画はするけれど、遅れるもしくはやらない、そして謝罪して終わる。最後のAはお客さまをAnnoyする(困らせる)、で終わることもあります。もう1つのPDCAはもっと厄介で、「Please Don't Change Anything」で、「現状を変えないでほしい」という状態です。