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コーポレート起点の両利きの経営

コーポレート機能の変革から着手する両利きの経営──飛び地の新規事業の生存戦略、R&Dや知財経営とは?

【後編】ゲスト:横河電機株式会社 常務執行役員 マーケティング本部本部長 CMO 博士(技術経営) 阿部剛士氏

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インキュベーションステージの課題

——ダーウィンの海を泳ぎ切るには、どうしたら良いのでしょう。

 0→1、1→10、10→100の3つの段階ごとに、それぞれ必要なスキルが違うので、それに合った人材が必要です。KGI、KPIといった目標も変える必要があります。そして一番大事なのは、「どう測るか」という問題です。インキュベーションのステージは数年かかります。大企業の場合、そこで梯子を外されないようにどう評価するかが重要です。他社さんの場合、このステージはR&D部門や事業本部ではなくCFOが出資権限を持つことで、事業部門がコストを負担しなくて済むようにされているようなのですが、個人的に画期的だと思っています。

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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