BSMの視点でみる日本企業のポテンシャル
──Changさんはプロダクトマネジメントをされています。CoupaのBSMプラットフォームを日本企業向けにローカライズする際、どのような点を意識されたのでしょうか。
Chang:すべての国に独自の特徴があるため、私たちはお客様と協働してプラットフォームを常に改善しています。先日お客様と実際に議論した際に話題になったのは、日本企業と海外の企業では承認プロセスが異なるということです。日本の企業は「ボトムアップ」や「合意形成」の傾向が強く、承認プロセスに多くの人が関わります。一方、海外の企業はトップダウンの割合が高く、承認プロセスに関与する人は少ない傾向にあります。このような組織の文化的な面にも配慮して製品に反映しています。