上場廃止と事業会社統合の狙い
──創業された2000年当時から比べると、ITは格段に普及していますが、事業を取り巻く環境の変化を佐谷さんはどのように捉えていますか。
佐谷:ITの需要が増えそこに携わる人材も増えましたが、「エンジニア不足」という点では変わっておらず、“イタチごっこ”と言える状態が20年以上続いていると感じています。サービスが多様化し、開発・運用しなければいけないものも増え続けているので、“あるべき姿”までの距離は変わっておらず、「少ないエンジニアでデジタル化をサポートしようとしている」のは今も昔も同じと言えます。