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トライアルとスギ薬局、戦略協業で調剤薬局併設モデルを始動 

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 2026年8月28日、トライアルホールディングスとスギホールディングスは、両社の戦略的協業における初の具体的施策として、2026年9月1日に「スーパーセンタートライアル須恵店」および「スーパーセンタートライアル飯塚店」内にスギ薬局の調剤薬局を開設すると発表した。

 この取り組みは、2026年1月に基本合意に至った両社の包括的協業の一環であり、スギ薬局の調剤薬局をトライアル店舗にテナント出店させる初の事例となる。本施策により、両社はそれぞれが持つ強みであるスギ薬局の調剤ノウハウと、トライアルのEDLP(エブリデイ・ロー・プライス)によるローコスト運営およびリテールテックによる効率化を融合し、地域住民の生活と健康を包括的にサポートする新たな店舗モデルを構築する方針を示した。

 事業目的は以下の3点に整理されている。

1:両社共通の目的は、「生活動線上におけるワンストップ・ヘルスケアの実現」と設定された。日常の買い物と処方箋対応が1店舗で完結できるワンストップショッピング環境を整備し、医療アクセスと買い物利便性を高める。また、医療・健康のサポートを気軽に受けられる地域ヘルスケアインフラの強化にも取り組む。

2:スギ薬局側の目的は「高い集客力を活かした顧客接点の最大化と出店スピードの向上」にある。トライアル店舗の高頻度かつ広域な集客力を背景に、新たな生活者層へのアプローチや調剤利用の動機づけを進める。昨年度、九州エリアに初出店したスギ薬局は、本協業を通じて出店ペースを加速させていく構えだ。

3:トライアル側の目的は「店舗の多機能化と顧客エンゲージメントの強化」である。調剤サービスの追加により、シニア・ファミリー層の来店機会拡大、日常的な来店頻度向上を狙う。従来の低価格販売に加え、健康・医療サービスを内包した総合サポート拠点として店舗価値を引き上げ、独自性のある店舗運営を進める方針である。

 本モデルは、生活必需品を扱うディスカウントストアと専門的な調剤薬局の機能を複合させることで、地域住民の利便性向上と健康維持に貢献するものとなる。今後の展開については、今回の出店状況や顧客反応を踏まえながら協業モデルを検証し、全国展開の可能性も視野に入れて進めていく考えである。

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