2026年9月3日、ユニ・チャーム、デロイト トーマツ、NTTドコモビジネスは、「GXフューチャー・リーグ」内に「生活用品の環境価値と市場性の両立によるグリーンエコノミー形成ワーキンググループ(以下、WG)」を共同設立し、趣旨に賛同する企業・団体の参加募集を開始したと発表した。

本WG設立の背景には、世界的な温室効果ガス(GHG)排出削減が進む中、日用品分野での環境配慮の取り組みが消費者に十分に伝わりづらい課題がある。行政と民間が協働する「GXフューチャー・リーグ」では、商品が持つ環境価値をデータとして可視化・評価し、消費者が根拠に基づいた選択を可能とするグリーン市場の形成を目指す。
WGでは、以下の4つの点を主要論点として検討していく。
1つ目は、中小・中堅企業を含むサプライチェーン中間事業者が直面する課題の抽出と対応策の検討。2つ目は、製品単位での環境価値を定義し可視化するための仕組み、および第三者評価・信頼性確保の方法論の検討。3つ目は、サプライヤーとメーカー間での一次データ連携実現に向け、「環境価値データ流通・社会実装サブ・ワーキング・グループ(SWG)」を設立し、データ流通の具体策を検証する。4つ目に、業種や企業規模を問わず、趣旨に賛同する幅広い企業・団体の参加を募る点が挙げられる。
WGの幹事はユニ・チャームが務め、排出削減や環境価値可視化に関する知見を活かした運営と成果物のまとめを担当する。デロイト トーマツはサステナビリティの知見を活かし、議論整理と推進を担う。NTTドコモビジネスは、データ流通の知見を有し、SWGのリーダーを務める。
SWGでは、2025年度に整理されたデータ流通実現課題や社会実装方法案を基に、共通ルールや実行体制についての検討を行う。グリーン市場創出に不可欠なデータ項目・流通方法の整理、業界共通ルール(ガイドライン)の素案策定、データスペース運用体制やビジネスモデルの検討が主な内容となる。
今後、WG・SWGでは、得られた知見を踏まえ、次年度以降の実証を見据えたガイドライン策定や運用ルールの具体化を進める。これにより、サプライチェーン全体でのグリーン・トランスフォーメーション(GX)推進や、グリーン市場の形成を後押しする。
本WG・SWGは、GX推進に取り組む産業界全体へ広くオープンに参画を呼びかけており、参加を希望する企業・団体はGXフューチャー・リーグ公式Webサイトから詳細を確認できる。
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