三井住友カードは、東邦ホールディングスの完全子会社であるアルファリア、およびインフキュリオンと連携し、製薬メーカーと医薬品卸会社間のBtoB決済サービス「ファーマトレードペイ(仮称)」を2026年10月7日から開始すると発表した。インフキュリオンの請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」を基盤に、三井住友カードのカード発行・アクワイアリング機能を組み合わせる。

製薬メーカーと医薬品卸会社の取引では、卸会社ごとに異なる回収サイトが設定され、売掛金の回収時期が分散するため、製薬メーカーにとって売掛金の回収やキャッシュフロー管理の複雑化が課題となっていた。一方、卸会社側も決済手段の変更が既存の支払サイトや資金繰りに影響し、導入のハードルとなるケースがあった。
新サービスでは、製薬メーカーから卸会社へ発行される請求書データをシステムに取り込み、三井住友カードの決済基盤を用いて決済する。製薬メーカーは回収サイトを最短30日へ短縮・一元化でき、キャッシュフローの予測可能性と健全性が向上する。卸会社はクレジットカード決済の活用により、従来の支払サイトや振込タイミングを原則として維持したまま移行できる。
【関連記事】
・経営管理プラットフォーム「Diggle」、AIを新規導入企業に標準提供
・協和キリン、BenchlingとコグニザントによるAI活用型R&Dプラットフォームを導入
・日本貿易DX協会が設立。業界横断で貿易手続デジタル化の標準化と普及促進を目指す



