ディグルは2026年9月8日、エンタープライズ企業向け経営管理プラットフォーム「Diggle」において、AIエージェント「FP&Aエージェント」を新規導入顧客に標準提供すると発表した。今回の方針転換により、これまでオプション提供だったAIによる経営企画・事業企画支援が、新規導入時から利用可能となる。

「FP&Aエージェント」は、ユーザーからの依頼や質問に応じて「Diggle予実管理」上のデータを分析・報告資料の作成などを行う対話型AI機能である。2025年12月のリリース以降、経営企画部門の業務効率化や資料作成プロセスの短縮化といった成果が利用企業で確認されている。実際に、従来は1日かかっていた分析・資料作成作業が、半日で完了する事例や、事業部担当者による自律的な経営レポート作成オペレーションの実現など、プロセス変革が見込まれてきた。こうした成果を踏まえ、同社は日本企業のFP&A組織のAIネイティブ化推進に向けて、AIの標準化を決定した。
新たに追加された「AIコメント」機能は、Diggle予実管理上のデータや、各事業部とのやり取り内容をAIが解析し、経営判断に資するインサイトや差異分析のコメント案を自動生成するものだ。背景情報やコミュニケーション文脈をAIが読み解くことで、経営企画担当者は人手による加筆・レビューを行うだけで、より高精度かつ迅速にレポート作成を進められる。各ユーザーの参照権限に合わせてコメントを自動実行するため、ガバナンスと業務効率化の両立が可能となる。Diggle独自の勘定科目×部門×使途のデータ構造により、実務での高精度な利用を支えている。

ディグルは、「経営の動脈になる。━━組織に数字と意思を張り巡らせ、未来を動かす循環をつくる。」というビジョンのもと、経営と事業部が同じデータに基づいて意思決定し、ヒト・モノ・カネの最適な配分と投資判断ができる環境の実現を目指している。今後も顧客課題の解決と、経営管理の高度化を、AIを含む多様な手段で推進する方針である。
Diggleは、予実管理を中心としたプラットフォームやコンサルティングサービスで、上場企業やエンタープライズ企業を中心に導入が進む。今後はAIの標準提供により、さらに多くの企業の業務効率化と意思決定支援が期待される。
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