オリンパスは、ソニーおよびソニー・オリンパスメディカルソリューションズとの間で、新たに医療分野に関する協業契約を締結したと発表した。
3社はこれまで、医療の発展への貢献を目指し、オリンパスが有する医療機器開発における知見、レンズ・光学技術、医療機器製造・開発力などと、ソニーが有するデジタルイメージング技術をはじめとした技術を組み合わせ、新たな製品開発に取り組んできた。今回、協業の拡大を目指し協業関係を強化する契約を締結。従来の協業範囲である4K以上の解像度技術、3D機能などを有する外科用内視鏡およびその関連システムに加え、消化器呼吸器内視鏡分野においても協業を実施するという。
オリンパスによる次世代内視鏡システムの製品開発を目的として、ソニーから次世代内視鏡システム向けイメージングプラットフォーム開発のために必要となる技術およびノウハウの提供を受けるとともに、ソニー・オリンパスメディカルソリューションズに対して当該開発の一部を委託するとしている。