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横串機能であるDX推進組織のメンバーが担うべき役割──戦略を理解し、事業部門の成長に貢献する存在へ

【後編】ゲスト:株式会社ベネッセホールディングス Digital Innovation Partners 副本部長 水上宙士氏

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事業横断人材をどのように評価すべきか

藤井:最後に評価についてもお伺いしたいです。現在、DIPのメンバーは、各事業のサービスごとに派遣され専任担当者の形で活動しているのですよね。このメンバーの評価はどの部門が行っているのでしょうか。

水上:DIPです。各メンバーは専任担当者として各サービスに派遣されますが、そのメンバーの評価や配置などの権限は基本的にDIPが有しています。

画像を説明するテキストなくても可

藤井:なるほど。実は、本連載で先日、リクルートさんを訪れたのですが、同社でも同じ方法を採用していました。横串の組織のメンバーは日常的には各サービスで活動しているのですが、活動の状況をサービス側から共有してもらい、その内容をもとに各種の評価を行っていると。これも事業横断の横串の組織を運営するうえで、重要な点なのかもしれませんね。

水上:事業部とのコミュニケーションが発生するので、多少の複雑さや手間を要する仕組みであることは確かです。ただ、デジタルやUXの専門的知見を有しているのはDIPの側なので、やはりメンバーの評価や配置については私たちが差配すべきなのかなと思いますね。

藤井:本日は、ベネッセさんにおけるDIPに位置付けに留まらず、そのメンバーの職能の設定や評価の仕組みにまで迫れました。今まさに、横串の組織を運営している企業にとって、有益な事例を紹介できたのではないかと思います。水上さん、本日はありがとうございました。

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この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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