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経営変革の「思想」と「実装」

瀬戸体制下でのLIXILの企業変革──宇田川准教授が解き明かす、現場に自発性が生まれる組織の秘訣とは

ゲスト:株式会社LIXIL 安井卓氏、芦村学氏/クアルトリクス合同会社 増田泰彦氏【前編】

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PurposeとBehaviorsを実現する、手段としてのスクラム

芦村:私のグループでは2024年10月から全部の業務をスクラムで回すようにしました。もともとはソフトウェア開発やモノづくりの業務で使われてきたフレームワークなので、最初は独自の用語やそれぞれの仕事の大きさを見積もって数値化するということに慣れませんでした。しかし、やっていくうちにだんだんと理解が進み、自分たちの仕事もモノづくりと同じように考えられるんだと気づきました。

 持っている仕事を分解し、2週間という期間でどういうプロセスでどこまでやるのかをみんなで考えて可視化し、それを毎日レビューする。遅れていれば「私、手伝おうか?」というやり取りもあります。これを日々やっていくとチームの団結も強くなりますし、これまでは「自分の仕事じゃないから口を出すのはやめておこう」と遠慮したりしていたことも、自然に手助けができるようになっています。

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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