ガートナージャパン(以下、Gartner)は、世界のデータ/アナリティクスのリーダーを対象にした最新の調査結果を発表した。
同調査では、最高データ/アナリティクス責任者(CDAO)の30%が、データ、アナリティクス、AIがビジネス成果にもたらす影響を測定できていないことを最大の課題に挙げていることが明らかになった。
過去12〜18ヵ月の間、90%以上のデータ/アナリティクス(D&A)リーダーにとっての優先事項は、データによって生み出す価値および成果であり、今後も関心事項であり続けるだろうと同社は述べる。しかし、D&Aのユースケースの大部分に対して、ビジネス成果に関する評価指標を定義、追跡、共有している組織は、調査対象の組織のわずか22%に過ぎないという。
Gartnerの調査によると、回答したCDAOの91%が、実行可能なD&A戦略の策定が主な責務であると考えているとのことだ。
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