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ストックマークと産総研グループ、ビジネスプランを策定する「自律型アイデア発想AIエージェント」を研究

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 ストックマークと、産総研グループ(産業技術総合研究所およびAIST Solutions)は、これまでの共同研究にて蓄積した大規模言語モデル(LLM)による自然言語処理技術をさらに発展させ、「自律型アイデア発想AIエージェント」の共同研究を新たに開始した。

 自律型アイデア発想AIエージェントは、大量かつ高度な知識を熟知した人間でなければ生み出せないような、新たなアイデアを発想可能なLLMベースのAIエージェント。高い厳密性が問われるビジネスシーンでの活用を想定しており、膨大で複雑な情報が乱雑するビジネス現場においても、「自社技術の新たな用途を模索提案する用途探索」や「営業活動における提案資料作成」など、さまざまなシーンにおけるビジネスプランの策定を発想可能なAIエージェントの開発を目指す。

 同共同研究において、ストックマークと産総研グループは、「強制発想法」「ナレッジグラフ技術」「蓄積された用途探索実績」の3つのポイントに注力して開発を行うという。

  • 強制発想法:自社技術(シーズ)や、アウトプットとなる社会課題(ニーズ)を理解した環境下で発想を促すもの。強制発想法で起点と終点を定めることで、自律型AIエージェントによる思考や発想が散漫にならず、要点をとらえた実現性の高いビジネスプランの策定を可能にするという
  • ナレッジグラフ構築:ストックマークは、言葉の意味を理解するだけなく、言葉同士のつながりも理解できるナレッジグラフの構築技術を強みとしている。これにより、自社技術(シーズ)の特徴や自社固有の表現、業界ごとの専門的な知識・用語、その他複雑な社内外情報を正しく理解し、自律型アイデア発想AIエージェントによる発想の精度や実現性の向上を可能にするとのことだ
  • 蓄積された用途探索実績:ストックマークは、新規用途探索を目的としたエンタープライズ企業との実証実験実績や、独自に開発したLLM、AI技術を活用したプロダクトを有しているという。これらの技術やノウハウを活用することで、ビジネス現場での業務定着も視野に入れた自律型アイデア発想AIエージェントを実現するとしている

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