パーソルイノベーションが展開する、リスキリング支援サービス「Reskilling Camp(リスキリング キャンプ)」は、トヨタ自動車のデジタル変革促進を目的に人材育成研修プログラムを提供したと発表した。

自動車産業は、デジタルについて積極的に学び、社内のデジタル化をリードできる人材を増やすため、さらなる人材育成の仕掛けとして同研修プログラムを採用したという。
同研修プログラムは、スキル習得フェーズにおける「ハンズオン」と、スキル発揮フェーズの「ハッカソン」で構成されており、実際に手を動かしながらデジタルスキルを習得・発揮することに重点を置いたプログラムだとしている。
ハンズオンのフェーズでは、業務自動化ツールを使いこなすことを目標に、解決したい課題に合わせた生成AIの活用方法についても合わせて学べるよう学習プログラムを設計。ハッカソンのフェーズでは、チームごとに制作したアプリの概要発表や、制作アプリを用いたデモンストレーションを行うなど、チームビルディングの強化や、コミュニケーションの活性化を狙ったアプローチを採用しているという。
また、受講者のマインドセットを引き上げるため、学習の動機付け、モチベーションの維持向上を担うコーチングプログラムを採用しているとのことだ。
パーソルイノベーションでは、同研修プログラムを通じ、個人のスキルアップだけでなく、業務効率化やチームの課題解決力の向上に寄与することで、トヨタ自動車のビジョンの実現を支援すると述べている。
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