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ダイフクとJDSCが戦略的パートナーシップを締結 物流・生産現場の課題解決へ

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 ダイフクとJDSCは、戦略的パートナーシップを締結した。本締結により、AI技術の活用やDXの推進およびデジタル分野での人材育成を加速し、自動化ソリューションを提供していく。

(左)ダイフク 代表取締役社長 下代博氏(右)JDSC 代表取締役 加藤エルテス聡志氏
(左)ダイフク 代表取締役社長 下代 博氏(右)JDSC 代表取締役 加藤エルテス聡志氏

 ダイフクは、マテリアルハンドリング事業を展開する企業。一方のJDSCは、ITシステムの開発・運用事業を展開する企業だ。

 ダイフクグループは、2030年のありたい姿を定めた長期ビジョン「Driving Innovative Impact 2030」において、食や環境などの新たな領域でも社会課題解決に貢献することを掲げている。この実現に向けて、AI開発やデータ活用によるDX支援実績を多数保有するJDSCと連携した。

 両社は次のことに取り組んでいく。

1.先端技術戦略の立案・推進および実現手段の進化

 ダイフクグループ全体の技術水準と競争力の向上を目指し、想定する10~20年先の社会像から、研究開発に着手すべき技術の選定とシステム開発を推進する。

2.革新的なマテハンシステムの開発に向けた協働

 一般製造業・流通業向け、半導体生産ライン向け、自動車生産ライン向け、空港向けの各事業の付加価値を向上する、新たな発想のマテハンシステム、および、そのために必要なシステムの開発を計画・実行する。

3.全社共通課題の解決に向けた各事業部共通の要素技術・アルゴリズム開発

 ダイフクグループ社内の業務高度化・効率化に向けて、JDSCが有するAI・アルゴリズム開発能力を活用する。

4.データ活用人材育成プログラム「D-Adapt(※)」の推進とさらなる進化

 ダイフクが国内主要拠点で段階的に進めているプログラムに加え、さらに専門性の高いプログラムへの拡張、国内外の拠点への展開を推進する。研修と実務を通じて、2030年までに社員の10%をデータサイエンティストに育成することを目指している。

※「Daifuku AI & Data science Advanced Pursuit Training」の頭文字

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