PwCコンサルティングは、オンライン上に展示されたさまざまなAIアセットを通じて戦略的なAI活用へと導くサービス「Technology Driven Enterprise」を6月16日より提供開始する。
Technology Driven Enterpriseのサービス概要
「Technology Driven Enterprise」は、AIアセットが展示されたオンラインプラットフォーム「Technology Driven Hub」を用いたワークショップを主体としている。ワークショップ後には、議論した内容を基に、業務課題解決に向けたAI活用を提案する。
AIアセットには、AIエージェントでフルオートメーションの運営を行う「新しい会社」など複数のコンテンツを用意しているほか、商品企画、マーケティング、生産管理など業務ファンクションに応じたAI活用ユースケースも含まれており、デモも交えながら体験可能。
ワークショップでは、AI最新動向に関するレクチャーやこれらの体験を通じ、新しい業務の在り方に対するインスピレーションを得た後、クライアントが抱える課題やビジネス環境に応じたAIを活用したトランスフォーメーション(企業変革)について検討する。それぞれの業務やサービスごとに閉じず、業務全体を一貫したデジタルジャーニーとして提供することで、AI技術を活用した、次世代の業務改革の構想をともに探索可能。
なお、提供開始時点では、サービス担当者が同社のオフィス環境より同プラットフォームにログインする仕様のため、完全招待制としている。また、ワークショップ以外に、ミーティングやイベントでの紹介もクライアントのニーズに合わせて随時実施予定だという。

図1:「Technology Driven Enterprise」ワークショップの例(半日バージョン)

図2:「Technology Driven Hub」での「新しい会社」体験画面
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