希少な経営資源を活かす「IRM」とは?
「イノベーター人材の出現割合」の数値の精度そのものは、さほど重要ではありません。ただ、イノベーター人材は企業において希少な存在であり、それは大企業や中堅・中小企業、もしくはベンチャー・スタートアップ企業のいずれにも在籍していることだけは認識しておく必要があります。
どの企業でも数%しかいないということは、日本という国家全体で見てもイノベーター人材は不足・枯渇しているといえます。中長期的にイノベーター人材の数を底上げしていくためには、国として教育のあり方などから見直し、20~30年という長い年月をかけて改革していく必要があるでしょう。
