KPMGコンサルティングは2026年4月20日、ロボット×フィジカルAIを活用したオペレーション&メンテナンス(O&M)業務の高度化支援サービスを開始したと発表した。本サービスは、エネルギーや社会インフラ分野をはじめ、石油・化学、製造業などの大規模施設を有する企業を主な対象としている。
これらの企業では、発電所や送配電設備、工場などの設備の安定稼働や維持管理が求められている。一方、少子高齢化や人口減少により、点検・巡視・操作・保全などの現場作業員が減少し、人材確保も困難になっている。その影響で現場オペレーションの実効性低下や安全リスクが高まっており、構造的な課題として顕在化している。今後もこの傾向は進み、現場業務の省人化や安全性向上に向けた対応が急務となっている。
KPMGコンサルティングは、ロボット×フィジカルAIとデジタル・ソリューションを活用し、O&M業務全体の高度化を支援する。支援内容は、事業戦略・計画の策定、業務プロセスの設計、システム設計・構築までに及ぶ。現場の実態に即した形で総合的な支援を提供することが特徴だ。また、ロボットやフィジカルAIを提供する企業に対しては、O&M市場への参入に向けた戦略立案や、オープンイノベーションによる企業連携の支援も行う。
エネルギー・社会インフラ企業では、事業運営の持続性を確保するために、新たなテクノロジーの導入が求められている。KPMGコンサルティングの新サービスは、現場作業の省力化や安全性向上、生産性向上を目指す企業にとって、戦略立案から運用まで一貫してサポートを受けられる点が強みである。
今後も、人口減少や高齢化の課題を背景に、ロボットやフィジカルAIを含む先端技術の活用は現場オペレーションの変革に欠かせない要素となる。KPMGコンサルティングは企業のO&M業務高度化と持続的な事業運営の実現を支援していく方針だ。
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