全シナリオのAX化へ。価値創出を加速するビジネスモデル変革
続いて登壇した木村氏は、BluStellarの推進担当として、ビジネスモデルのアップデートについて語った。木村氏が強調したのは、顧客の課題解決ノウハウを型化した「BluStellar Scenario」の全面的なAX(AIトランスフォーメーション)化である。NECはこれまで「クライアントゼロ」として社内の40を超える業務にAIを適用してきた。この実績を約30のシナリオに反映し、AIのフィードバックループを回すことで、シナリオの量と質を高めていくという。
木村氏は具体的な事例として、Corporate Transformation ScenarioにおけるAXの効果を紹介した。従来の「人中心」でAIを一部の集計や分析に使う業務プロセスから、AIエージェントが相互に高速連携する「AI中心」のプロセスへと移行することで、人は経営戦略の意思決定に専念できるようになる。NEC社内での実践では、管理会計業務において約60%の業務効率化と意思決定の迅速化が見込まれているとし、「実績のあるプロセスを用いて最速でAIによる価値創出が可能になる」とその有用性を訴えた。
