日本企業の中期経営計画が機能しない理由──「予測」から「能動的推論」へ誘う『未来思考』とは何か
ゲスト:グレートジャーニー合同会社 代表/東京大学 未来ビジョン研究センター 客員研究員 安川新一郎氏
世界を捉える解像度を上げる「構造」と「文脈」とは
栗原:安川さんの著書では、現在の世界的なカオスや混乱を読み解くフレームワークとして「世界の構造変化」と「人々の意識の変化」が提示されています。
安川:今、世界で何が起きているのかを客観的に把握するためのフレームワークが、著書の第2部で詳述している視点です。現代世界の混乱は単なる政治対立ではなく、巨大システムとして「統合化」する世界と、主体(アクター)として「分散化」する世界、そして人々の意識の「記号化」と「多元化」が引き起こす歪みなのです。
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