2026年8月25日、ウォルターズ・クルワーと電通総研は、ダイハツ工業の新たな予算管理システムにCCH Tagetik Intelligent Platformが採用されたことを発表した。本プロジェクトは、電通総研が要件定義からシステム構築、稼働後の運用・保守まで一貫して支援する体制で臨む。

ダイハツ工業は、軽自動車やコンパクトカーの製造・販売で国内外に事業を展開しており、特に東南アジア市場の拡大を進めている。事業規模の拡大にともない、計画策定時の前提条件変化への迅速な対応や情報共有・意思決定のスピード向上が課題となっていた。その解決策として、保守運用負担の少ない安定した予算管理基盤へのモダナイゼーション、およびプロジェクトから全社レベルまで統合的に管理できる新システムの構築が必要となった。
CCH Tagetikが採用された理由のひとつは、アドオンなしで要件に適合可能な豊富な標準機能を備えている点にある。管理項目・期間・対象の柔軟な設定が可能で、ユーザーに馴染み深い表計算ソフトウエアのインターフェースを維持しながら、入力・承認ワークフローの厳格な統制も両立できる点が評価された。また、パッケージの標準機能を活用することで、常に最新機能が利用でき、業務効率化と運用負荷の軽減が実現できる。
一元化されたデータ管理も特徴で、予算・修正予算・見通しなど複数バージョンを同一基盤上で管理できる。これにより時点ごとの比較や予実分析が容易になり、迅速な意思決定をサポートする。
更に、CCH Tagetikは段階的な拡張が可能なプラットフォームであり、将来的な設備投資管理等の他業務領域への展開も見込める点がダイハツのニーズと合致した。電通総研は自動車業界におけるEPM導入に豊富な実績があり、CCH Tagetik認定技術者も多く在籍している。インフラ構築からアプリケーションサポートまで一貫したサービス提供が可能であり、安定した運用体制の確立と運用負荷の低減が期待される。
ウォルターズ・クルワーと電通総研は、システム導入から稼働後のサポートまでワンストップで伴走し、ダイハツ工業の経営管理高度化と企業変革の推進に貢献していく方針である。
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