2026年7月、グロービスはインド・ニューデリー首都圏に新拠点「GLOBIS India」を開設したと8月31日に発表した。これにより同社の海外拠点数は10となり、インド市場でリーダー育成や事業拡大を加速する。

GLOBIS Indiaでは、グロービス経営大学院が提供するPre-MBAプログラム(単科生制度)や法人向けの人材育成サービス、企業研修、リーダーシップ開発プログラム、定額制動画学習サービス「GLOBIS Unlimited(英語)」の提供を予定している。特にPre-MBAプログラムは2026年10月からオンラインと対面のハイブリッド形式で提供され、インドのビジネスパーソンが実践的なスキルを学びながら単位取得を目指せる仕組みとなる。
インドは人口14億人を超え、平均年齢約29歳と若い人材層が豊富で、教育意識も高い。高等教育機関在籍者が約4,330万人、毎年1,000万人規模の修了者が生まれ、MBA修了者・卒業者も年間約23.2万人に上る。こうした環境もあり、ビジネス教育および実践的な学び直しニーズは増しており、グロービスはインド市場を重要な成長領域と位置付けている。
新拠点の設置地、ニューデリー首都圏グルグラムは日本企業の集積地の一つで、インド全体で1,400社以上の日系企業と8,000人超の日本人がいる。グルグラムにも約400社の日系企業が進出するなど、日本企業とのネットワークも厚い。GLOBIS Indiaのオフィスはこのグルグラムに設置される予定で、現地でのサポート体制を強化する。
またGLOBIS Indiaは、グロービス経営大学院への進学を検討するインド国内外の志望者に対し、対面による包括的なサポートも行う。同時に、法人向けサービス「グロービス・コーポレート・ソリューション」では、企業の創造と変革をテーマに人材育成や組織開発支援を行う。
グロービスは今後、インドの他都市ムンバイにも新たなオフィス開設を計画しており、現地ビジネスエコシステムへの関与を一層深めていく意向である。
日本発の経営教育モデルと現地特有の成長ニーズを融合し、グロービスはインドにおける次世代リーダーの育成や企業変革支援に取り組む考えだ。
【関連記事】
・役員の86%が「準備不足で就任」幅広い知見強化に課題 グロービス調査
・グロービスなど5社、新規事業を中核事業へ育成する経営指針レポート発表
・グロービス、新360度サーベイ「GMAP360」を7月より提供開始



