コアバリュー時代に重要な「組織を流れる情報」のITによる把握
武井:
アメリカに比べて、日本の企業は価値観の共有が進んでいないと感じますか?
石塚:
日本の中でもきちんととやっている会社はありますが、一般的にはものすごく遅れていると思いますね。というのは、アメリカの会社は、コア・バリュー経営をしているかどうかは別として、コア・バリューを持つことは当たり前なんです。それは、人種や宗教など、生まれ育った環境の違う人達が一緒にいて、休日や祭日の考え方ひとつをとっても違うわけですから、会社としてのコア・バリューを明確にしていかないととんでもないことになっちゃうんですね。