バーゲルマンが着目した「経営資源の配分」による、新規事業の芽が見つかる場所とは?
新しい事業が組織内で育つために何よりも必要なことは、様々な経営資源の配分が受けられるかどうかであろう。バーゲルマンは、この資源配分プロセスに着目している。バーゲルマンの理論は、下記の図にまとめられている。図の一番左側の「自律的戦略行動」と「誘導された戦略行動」は、組織のロワー(現場)レベルを表し、真ん中の「戦略的文脈」「構造的文脈」はミドルマネジャーのレベル、そして一番右の「全社戦略のコンセプト」はトップマネジメントのレベルを表している。