SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

不確実な未来の「偶発性」を“Rock”する

なぜオープンイノベーションなのか──“思考の檻”から抜け、偶発性と多様性を担保する

第4回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

期せずして得られた偶発性からの“アイディアの掛け合い”がオープンイノベーションの真骨頂

 OTON GLASSは、文字を読むことが困難な人のためにデザインされたスマートグラスである。ファウンダーの島影氏が、脳梗塞の後遺症で言語野に障害が残り、読む能力が低下した父のために開発した。

 つまり、困りゴトではない新規事業のタネを作るための試みとしてアート作品を選ぶ予定だったものが、切実な困りゴトを解決するバリバリの実用品を選んでしまったことになる。この作戦変更はかなり議論を呼んだが、結局このまま進むことにした。それはOTON GLASSがヤマハチームの妄想を相当に刺激し、想定していた作戦から乗り換えてでも、この作品を解釈してみたいという欲求が大きくなってしまったからだった。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
不確実な未来の「偶発性」を“Rock”する連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

畑 紀行(ハタ トシユキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング