一歩踏み出せば景色が変わる。絶対的な解のない世界への招待
「こんな文章、読んでくれる人いるの?」という疑念が晴れないまま始まったこの連載。そもそもこの手の連載は、実績ある成功事例やノウハウを、ギュッと濃縮して分かりやすく言い切るところに価値があると相場は決まっている。筆者としても「なぜ○○は成功しないのか?」的なキャッチに心を掴まれてついクリックしてしまったことは一度や二度ではないわけで。
そんな中、成功とも失敗とも付かない途上の話を、結論も曖昧なまま時系列に沿ってジワジワ説明する連載は、世間のニーズに合致しているとは言えないのだが、始めてみれば思いのほか多くの方に読んでいただけた。それほど企業の新規事業担当者で、現在進め方に思い悩んでいる層が多いということなのだろうか。