一皿の料理を起点に、「異分野人材との共創」で取り組む“食の世界の新結合”によるイノベーション
そして、一皿の料理から様々な分野と結びつき、そこから新たにイノベーションが起きる可能性もある。たとえば、浜松光産業創生大学大学院の教授と組んで、味のあるスネ肉の硬い筋をゼラチン化するレーザー光線を開発し、機械として実用化したのだという。奥田氏は「この課題をシェフだけで解決しようとしてもどだい無理。しかし、レーザー光線を日常的に使っている人たちと組むことで、わずか1ヶ月で解決できた」と振り返る。
食の世界のイノベーション──イタリアンシェフと分子調理学者が語る、サイエンス視点で見る料理の楽しさ
Smart Kitchen Summit Japan 2018セミナーレポート Vol.1
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