創業時から続くソニーのカルチャーが個人にPurposeを根付かせる
丹羽:私は、仕事の幸せを作る要素の一つに「組織のPurposeと個人のPurposeに共通点を見いだせること」があると考えています。会社としてのPurposeだけでなく、一人ひとりが自分は何のために生き、何のために働いているのかを考えて“自分のPurpose”を持ったとき、会社と自分のPurposeに共通点があると、その会社で働くことに意義を感じられるのではないかと思うのです。
今田:まさに、ソニーには「自分のキャリアは自分で築く」という文化があって、ソニーで何に取り組みたいのか常に考えて欲しいというメッセージを発しているんです。だから、一人ひとりが自分の存在意義を考える機会は多いと思います。人事側でローテーションを決めた強制的な異動はほぼありません。