執筆者情報
丹羽 真理
(ニワ マリ)
Ideal Leaders 株式会社 共同創業者/CHO(Chief Happiness Officer)国際基督教大学卒業、University of Sussex大学院にてMSc取得後、2007年に株式会社野村総合研究所に入社。
民間企業及び公共セクター向けのコンサルタントとして活動後、エグゼクティブコーチングと戦略コンサルティングを融合した新規事業IDELEA(イデリア)に参画。
2015 年4 月、Ideal Leaders株式会社を設立し、CHO(Chief Happiness Officer)に就任。
社員のハピネス向上をミッションとするリーダー「CHO」を日本で広めることを目指している。
経営者やビジネスリーダー向けのエグゼクティブコーチング、Purposeを再構築するプロジェクト等の実績多数。特定非営利活動法人ACEの理事も務める。
執筆記事一覧
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Purposeを起点とした新しい経営
なぜソニーは新たにPurposeを掲げたのか──“多様性”を強みに変えるソニーの「存在意義」()
いま企業のあいだでは、社会における“存在意義=Purpose(パーパス)”を再定義して「何のために存在しているのか」、社員一人ひとりは「何のために働くのか」を明確にする動きが活発になっています。これは、技術革新や時代の変化によって消費者ニーズや価値観が変化したことや、企業都合のビジネスではなくサステナブルな経営が求められるようになった社会の変化も影響しています。 とはいえ、ミッションとの違いやPurpose策定による組織と人への影響はわかりにくいかもしれません。そこで、『パーパス・マネジメント-社員の幸せを大切にする経営』の著者で、Ideal Leaders株式会社のCHO (Chief Happiness Officer)である丹羽真理が、2019年1月に『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす』というPurposeを掲げたソニー株式会社の広報・CSR部シニアゼネラルマネージャー今田真実氏に、Purposeを掲げた背景や思いを聞きました。
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Purposeを起点とした新しい経営
企業の成果を最大化するためのパーパス・マネジメント──個人と組織のPurposeをつなげる意味(第2回)
近頃、Purpose(パーパス)という言葉が注目されています。「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」の2019年3月号でも「PURPOSE」が特集され、多くのビジネスパーソンの間で話題となりました。一方で、「また新しいキーワードが出てきたな……」「ミッションやビジョンとどう違うの?」といった戸惑いの声も多く耳にします。 前回はなぜ組織にPurposeと、Purposeに沿った経営「パーパス・マネジメント」が重要なのかを解説しました。今回は一人ひとりが幸せに働くための「個人のPurpose」についてご紹介します。
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Purposeを起点とした新しい経営
経営の北極星としての“Purpose”──パーパス・マネジメントが企業にもたらす4つの利点とは?(第1回)
近頃、Purpose(パーパス)という言葉が注目されています。「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」の2019年3月号でも「PURPOSE」が特集され、多くのビジネスパーソンの間で話題となりました。一方で、「また新しいキーワードが出てきたな……」「ミッションやビジョンとどう違うの?」といった戸惑いの声も多く耳にします。 企業の経営理念、顧客の心をつかむブランディング、働く社員のモチベーション、といった様々な場面で目にする「Purpose(パーパス)」という言葉。そして、Purposeに沿った経営を行うパーパス・マネジメント。これらの意味するところをご紹介し、なぜ今、Purposeが重要なのか、そのエッセンスを解説します。