SaaS企業のコミュニティ運営が担う“役割”とは?
小林:活用にノウハウが必要なツールか、使うだけなら誰でもできるツールかで、コミュニティの在り方は変わってくると思います。そこを間違えると、コミュニティの立ち上げは失敗に終わってしまいますよね。
たとえば、マルケトさんやABEJAさんのようなやや難し目なツールだと、使い方に関するQ&Aでコミュニティは成り立ちます。一方、ベルフェイスのツールは、利用自体は簡単なので、Q&Aコミュニティは成り立ちにくい。その場合、ツールの使い方とは別にコミュニティで共通の話題が必要になってきます。そのため、私たちは「インサイドセールスを推進するには」であったり「営業マネジメントをどうしていくか」という軸を設定するようにしています。