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顧客の経営陣まで巻き込む、成功に向けたコミュニティ施策──CSによるコミュニティ運営が担う役割とは?

第6回(後編) ゲスト:アドビ システムズ 森山裕之さん、ABEJA 丸田絃心さん

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分科会運営をユーザー任せにするマルケト、4つの施策でハイタッチに関わるABEJA

小林:ABEJAさんはブランドを複数持つような大企業の中でコミュニティを作る「個社コミュニティ」に力を入れていますよね。マルケトさんも一社内の分科会を始めているとのことですが、そのコミュニティの中でSaaS企業として、どのような役割を担っているのでしょうか。

森山:マルケトの分科会に関しては、一社でもそうでなくても基本的にユーザー任せです。コミュニティに参加しているユーザー自身に、企画内容や日程、開催場所などを全て決めてもらっています。ただ、動きが遅くなってしまう場合には、ある程度こちらで音頭をとることはありますね。それでも私たちはコーディネーター役でしかないので、発表者や議論内容等の決定はユーザーにやってもらっています。

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