たのしいキッチン住宅は、クックパッドと住宅事業者が提携して、キッチン環境の充実にフォーカスした住宅開発を行う新事業。分譲・賃貸、リノベーション・リフォームなど様々な形態での提携を予定しているという。
第一弾としてグッドルームと提携し、賃貸オーナー向けに「たのしいキッチン住宅 賃貸リノベ」の提供を開始する。あわせてリノベーションを実施したい賃貸オーナーの募集を開始した。
昨今、未婚率の増加や核家族化の進行に伴い単身世帯が増加し、2040年には約4割に達すると予測されている。また、東京を始めとする都市圏への人口流入も依然として進行している。東京都の賃貸住宅の約4割は延べ面積29平米以下の1R、1Kのような間取りの単身向け住宅。これらの住宅に備え付けられたキッチンの多くは、まな板も置けない狭い調理スペース、同時調理が困難な一口コンロ、調理器具や食器を収納するスペースが少ないなど、料理がしづらい環境だという。
そして、このような不便なキッチン環境の住宅に暮らす人は、東京圏への人口集中や単身世帯の増加に伴い、今後も増えていくことが予想される。クックパッドは、世の中の「住宅のキッチン環境」をより快適に、より使いやすい場所へ変化させ、誰もが毎日の料理を楽しめる環境を選べる社会を目指し、たのしいキッチンプロジェクトを開始。2020年2月より、理想のキッチンが見つかる不動産情報サイト「たのしいキッチン不動産」の提供を開始。今回、新たに、「充実したキッチン環境」を備える住宅を増やしていくため、住宅開発事業「たのしいキッチン住宅」を開始した。
「たのしいキッチン住宅 賃貸リノベ」について
自社大工を抱え、リノベーション施工実績4000軒以上を誇るグッドルームと、料理が楽しみになる住宅のキッチン環境作りを軸に展開する「たのしいキッチン住宅」が、物件の価値を高めるリノベーションに取り組む。
住宅情報サイト「たのしいキッチン不動産」「goodroom」を運営する両社だからこそ、工事から入居者募集、その後入居者が退去した後の再募集までワンストップで提供が可能だという。