テレワーク普及によるWeb/ビデオ会議利用の爆発的な増加によって、利用者は画質と音質を重視する傾向がさらに強まっている。在宅からのリモートワークだけでなく、オフィスの会議室から参加したWeb/ビデオ会議でお互いの顔をしっかりと確認しながら明瞭な音声でやり取りすることが、実際に会って話すかのような臨場感につながるとの認識が広がったのが主な理由だという。
ロジクールは以前から、テレワークの成長やビデオ会議の一般化などを世界的なトレンドとして把握してきた。
現にWeb/ビデオ会議は、Logitechおよびロジクールの持続的成長を牽引するカテゴリーの1つで、毎年成長を続けているという。その勢いをさらに加速すべく、昨夏に発売したのが会議室向けの「Tapルームソリューション」。発売中の「Tapルームソリューション」は、カメラやスピーカー、マイクにタッチパネルとミニPCをセットにすることで、システム導入の手間や操作、運用を簡素化。さらにWeb/ビデオ会議ソフトウェア毎に最適化することにより、ワンタッチで会議を開始できるようにしたほか、設置する部屋の広さによって製品の組み合わせが決まるという機器選択のわかりやすさもあり、加速度的に導入件数を伸ばしてるのだという。
今回、法人向け会議室ソリューションをさらに強化するため、レノボ・ジャパンの協力を得て、「Tapルームソリューション」Microsoft Teams Rooms用とZoom Rooms用について、レノボ製のミニPCを用いたバンドル、「ロジクール TapルームソリューションLenovo ThinkSmart Edition Tinyバンドル」を提供。
Microsoft Teams Rooms用とZoom Rooms用での提供で、1~5名程の小会議室向けで384,000円、10名程の中会議室向けで569,000円、15名前後~最大50名弱が参加する大会議室向けで646,000円でWeb/ビデオ会議システムを導入できる(価格は全て税抜)。
高いPC市場シェアを誇るレノボは、様々な企業規模や業種への豊富な導入実績があり、トップクラスのサポートでも知られている。レノボバンドルにより、導入企業における運用やセキュリティ管理が容易になるほか、3年間保証とミニPCのサポートが充実。
主なターゲットは、Microsoft TeamsやZoomを使用する大手企業としている。他に本ソリューションは、オンライン授業や自治体でのWeb/ビデオ会議、オンライン診療などでの活用も想定しているのだという。