当システムの多様な機能によって、インテリアに関する生活者のイメージを明確に画面上で具現化し、インテリアコーディネーターのプレゼンテーションを支援するもの。
VRインテリアシミュレーター開発の概要
DNPは2019年10月に、マンションや戸建て住宅等の設計図面から、実物に近い三次元(3D)のコンピューターグラフィックス(CG)データを制作し、VR空間で多様な間取りやインテリアのコーディネートを疑似的に体験できるシステム「DNPバーチャルエクスペリエンス VRモデルルーム」を開発。
今回このVRモデルルームのシミュレーション機能を強化し、建具や床材などの色と素材を瞬時に変更して表示できるVRインテリアシミュレーターを開発した。製品情報等の表示や、昼と夜のライティングの切り替え、視点の移動などの多様な機能を搭載している。
VRインテリアシミュレーターの特長
DNP独自のインテリアコンセプト「5styles」の空間内で、建具、床材、キッチンやクローゼットの面材等の色と素材を高繊細な4K映像で瞬時に切り替えて表示が可能。「5styles」は日本のみならず世界中のさまざまなトレンドを分析し、DNPが独自に考案した5つの空間スタイル。製品情報の表示や、昼と夜のライティングの切り替え、画面内での視点の切り替えなど、多様な機能がプレゼンテーションの幅を広げます。
DNPは、「DNPバーチャルエクスペリエンス VRインテリアシミュレーター」を不動産や住宅、家具や住宅設備関連など、ショールームやモデルルームを運営する企業に提供し、関連製品・サービスも含めて2025年度に20億円の売上げを目指すとしている。