DXの本質は「顧客起点」と「社会課題の解決」を目指すこと
DX JAPAN代表 植野 大輔氏
早稲田大学政治経済学部卒、商学研究科博士後期課程 単位満了退学。三菱商事(情報産業グループ)に入社、在籍中にローソンに約4年間出向。ボストンコンサルティンググループ(BCG)を経て、2017年1月ファミリーマートに入社、改革推進室長、マーケティング本部長を歴任の後、デジタル戦略部長に就任。デジタル統括責任者として全社デジタル戦略の策定、ファミペイの垂直立上げ等のデジタルトランスフォーメーション(DX)を主導。2020年3月、DX JAPANを設立。
では改めて「DX」とは何か。昨今の“DXブーム”により、誤解や過度な幻想を抱きがちだが、本質をおさえなければ取り組みが迷走状態になってしまう。DXの本質とは、現状起きている、「情報世界が物理世界を包摂すること」への対応だと植野氏は語る。