コロナ禍、世間で寛容となった“変革への許容度”
沖田:「時代の変化」という観点で、私は最近「コロナのインパクトによって人々の変革に対する許容度がかなり上がったのでは」と感じているのですが、皆さんはどうお考えですか?
福島:私も同じことを感じています。リモートワーク然り、デジタル化然り……。そして、「日常で感じている良質なUXを、ビジネスの場でも実現しよう」という流れも同時に起こっているのではないでしょうか。プライベートではいつもデジタル決済で簡単に済んでいるのに、会社に行くと紙の請求書や判子を使わなければならないのは、やはり不便ですよね。特に、toBの金融サービスはデジタル化が遅れている領域なので、このギャップは今後どんどん埋められていくようになるはずです。