ふくおかフィナンシャルグループ(以下、FFG)傘下のiBankマーケティング(以下、iBank社)は北日本銀行とiBank事業への参画に関する正式合意及び資本業務提携を発表した。
本合意によりiBankと北日本銀行は、iBank社が運営するスマートフォン専用アプリ『Wallet+』の導入に向けた共同開発に本格着手する。北日本銀行の口座保有者(個人)への『Wallet+』のサービス提供により、金融と非金融、日常と非日常をシームレスに繋ぐ新しいマネーサービスの体験を提供すると共に、 『Wallet+』を通じたデジタルマーケティングの高度化について協働で取り組んいくという。
1:『Wallet+』北日本銀行の口座保有者向けサービス概要
- サービス開始時期:2023年春(予定)
- サービス利用方法:アプリをダウンロード後、利用銀行を選択することで、各銀行の金融系機能が利用できる。
- サービス・機能の概要:北日本銀行での『Wallet+』展開にあたっては、来冬時点までにリリースされている最新バージョンの機能を実装し、これまでにない新しい金融サービスの利用体験を提供予定。
2:本提携(正式合意)の主な内容
iBank事業への参画および業務提携の内容
- iBankサービスにおけるiBank社が運営するスマートフォンアプリWallet+の利用
- iBank事業領域の拡大及びiBankサービスを活用したマーケティングの高度化
資本業務提携の内容
- 北日本銀行が、iBank社の株式の一定割合を取得する予定。払込時期については、2021年度中を予定している。
- iBank事業に資する人材交流およびその他関連する業務における提携
iBank事業の概要
『iBank』は、スマホ/モバイルファースト時代に即した新しい顧客体験・価値を提供することを目的に、金融と非金融、日常と非日常をシームレスに繋ぐマネーサービスとして、参画銀行とiBank社が共同で展開する事業ブランドの総称。
『iBank』では、3つのプラットフォームにより、様々な業界・業種の事業パートナー(異業種)との連繫を進めることで、個人のお客さまには、金融と非金融が融合した新しい体験(例えば、お客様の預金目的や趣味嗜好に応じた、最適な情報やクーポンを最適なタイミングでお届けする等)を、法人のお客さまには、これまでにないデジタルマーケティングの機会等の提供を目指している。