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データ分析×ロジカルシンキング

分析作業の前に必要となる「課題定義」、5つのポイント

第3回

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“データ的視点”のポイント-言葉の定義の明確化、定量的な変化の表現

1:言葉の定義を明確にする-「効いていない」とは、何をもってか?

 同じ言葉を使っていても、その解釈が人によって異なるリスクがあります。例えば「効いていない」という評価結果がすでに入っている場合、どの事実をどういう基準で判断した結果「効いていない」と結論づけたのか。もし個人の主観的判断であれば、どのような想定であるのかをはっきりさせておくことが大切です。あとから、「なんだ、それならこっちが思っていたのと違うって」となり得ることは最初から避けておきたいものです。

2:データで定量的に変化を表現する-「急激に」とは、2割か、それとも50%か?

 はなし言葉では何となく使っているものでも、いざ定量的に示そうとすると詰まってしまうものがあります。ここで使われている「急激に」という表現も、急激の程度は人によって違うかもしれません。
 特に「データを使って取り組むぞ」と決めた課題は、主観的な言葉を定量化して事前に関係者と、その程度を共有しておきましょう。その結果によっては「なんだ、それだけのことなら、もっと先に取り組むべきことが他にあるでしょ」となるかもしれません。

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この記事の著者

柏木 吉基(カシワギ ヨシキ)

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