2026年7月2日、XSproutは、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)活動における戦略リターンとKPI設計の実践知をまとめたホワイトペーパー「CVC進化論2026 Vol.02 ~戦略リターンの処方箋 KPI設計と実践知~」を発刊した。本ホワイトペーパーは、国内大企業119社を対象としたCVC活動実態調査や専門家によるイベント内容を基に構成されている。

近年、国内企業のCVC活動件数や協業事例は増加傾向だが、「CVC活動が事業や経営へどのような成果をもたらすか」を客観的に評価し、社内外へ説明することの重要性が増している。財務リターンには一定の評価指標が存在する一方、戦略リターンについては共通指標がなく、企業ごとに異なる期待成果や目的が混在している。そのため、戦略リターン定義やKPI設計・運用で課題を抱えるケースが多い。
ホワイトペーパー作成の背景には、戦略リターン設計やKPI運用の実態と成功要因を明らかにし、担当者や新規事業責任者を支援する目的がある。巻頭や序論では、共創成果の可視化や、戦略リターンと向き合う姿勢、定義・運用の考え方を多角的に解説している。
主な調査結果としては、約7割の企業が「戦略リターンを十分に測定・評価できていない」と感じており、KPI設計の必要性を感じていても実践にはギャップが存在していることが判明した。協業実績とEXIT実績を有する「Dual実現企業」では、戦略リターンの定義・測定・運用で特徴的な取り組みが見られたことも明らかになった。
またホワイトペーパーでは、戦略リターン定義やKPI設計の4つの論点、そしてKPI設定後も課題が生じること、継続的な見直しの重要性などを紹介している。特に、経営層や事業部との適切なコミュニケーションや組織内の継続運用が成果測定のカギとなること、KPIの重心や成果評価の多視点化、KPIの副作用への理解など実務上の知見も詳述している。
さらに、ホワイトペーパーには2026年5月22日開催のイベント「CVC進化論2026 Session#2」のレポートも収録。実務担当者らによるパネルディスカッションの内容から、KPI設計や運用手法に関する具体的なノウハウが共有されている。
今後XSproutは、7月31日に都内で発刊記念イベントを開催予定で、『CVC進化論2026 Vol.02』の要点や最新の実践知を解説し、CVC担当者同士の交流・学び合いの場を提供する。
ホワイトペーパーの閲覧は専用フォームから申し込みが可能となっている。
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